ゼロツーの鉄道&観光ブログ

乗り物と風景・夜景中心

山手線のお話

こんにちは ゼロツーです。

今まで観光多めの事後報告ばっかりだったので、いつもとは違うことを書いてみたいなと思い、書いてみました。

 

今回は今、世代交代の真っ只中の山手線のことについてです。

山手線は東京都内の環状線であり、関西なら大阪を中心に走る大阪環状線が有名ですね。

 

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山手線について、何故今車両の世代交代をするのか、また、まだ使える車両を今置き換えるのかと疑問に思っていました。

 

色々調べてみた結果、個人的な解釈になりますが、山手線は東京の中心を走る路線=JR東日本の最新技術を搭載した車両を走らせることによって山手線のイメージを変えようとしているという会社の思惑なのかもしれない…。

そしてもう1つの要因は、今走っている「E231系」は《コスト半分、重量半分、寿命半分》の“使い捨て車両”であることです。

確かに、「E231系」の前に活躍していた「205系」より重量は半分になり、回生ブレーキを使用したことによる省エネ化も図られました。

しかし、現在も「205系」は武蔵野線インドネシアなどで活躍しています。それは何故でしょうか。「205系」の材質はステンレスでできており、ステンレスは錆に強く、腐食しにくいです。そのため登場から30年経った今でも活躍しています。

 

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そんな山手線の「E231系」ですが、山手線から去った後どこで走るのでしょうか…。実はもう総武線各駅停車で第2の人生を送っています。

意外と山手線の身近で走っているんですね。

 

そして、「E231系」を置き換え、山手線の新しい顔となる「E235系」について少しご紹介します。

 

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E235系」は2015年に登場しました。「E235系」は前面の黒色からウグイス色のグラデーションや、縦状のラインなど他の路線では無いような独特なデザインの車両になっており、車内は中吊り広告以外の広告がデジタルサイネージ(液晶画面)になっています。

また、座席のシートピッチが46cmと「E231」よりも1cm広くなっています。そして、優先席を車両の両端に設置し、全ての号車にフリースペースも用意されています。

営業運転初日に車両故障を起こし、その原因となった話題の「INTEROS」も「E235系」が初めて搭載された車両でもあります。

 

最後に、平成の終わりと同時に山手線は大きな転換期を迎えていると思います。そして、「E235系」が山手線の新しい顔となり、今後どのように発展していくのか気になりますね。

 

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ではノシ